最近気づいたasync/awaitの使いどころ

最近気づいたこと 「わざわざasync関数作るのめんどくさいし、ネストが浅いなら、async/await使うより素直にthen書いた方がよくない?」とか思ってたんだけどネスト浅くてもAPIの要請で自分でPromise返すような関数書かなきゃならないときとか断然asyncで書…

母集団の期待値とt分布の関係

正規分布の期待値の分散の推定や検定に$t$分布がよく用いられるが、なぜ期待値の推定が、 \bar{X}-t_{+97.5}\sqrt{\frac{S^2}{n}}\lt \mu\lt \bar{X}-t_{-97.5}\sqrt{\frac{S^2}{n}}\tag{5} のような式になるかの導出を毎回忘れるのでメモしておく。 定理と…

Next.js+FirebaseでレスポンシブにInstagram風に画像一覧表示

Insta風画像一覧 前回、 React+Next.js+TypeScript+firebaseで画像アップローダを作った - あおいろメモ で画像アップローダを作ったので、今回は画像一覧表示を作った。 ストレージ FireabaseのFirestoreを使った。 Firestore内のデータ一覧をlistAll()で取…

React+Next.js+TypeScript+firebaseで画像アップローダを作った

前回、React+Next.js+firebaseで画像アップローダを作りました。 React+Next.js+firebaseで画像アップローダを作った - あおいろメモ 今回はこれをTypeScriptで書いてみます。 こんな超シンプルなアップローダができます 画像アップローダ 前回同様、firebas…

React+Next.js+firebaseで画像アップローダを作った

このサイト参考にアップロードサイト作成中 How to do image upload with firebase in react. ただ、firebaseの認証等は、「react.js&next.js超入門 第2版」を参考に、 components/fire.jsに保存 //App.js // このサイト参考にアップロードサイト作成中 // h…

無名関数とアロー関数のthisについて

要約 JSの普通の関数(名前あり関数)、無名関数内のthisは関数の呼び出し元(.(ドット)の前のオブジェクト) 普通の関係、無名関数はbindを使えばthisを書き換えられる。 アロー関数のthisは宣言元のthisを示す。 本文 Java Script、jQueryについて引き続き勉強…

jQueryとJava Script比較

Java Script、jQuery勉強中なのでそれについてのメモ。 Java Scriptでは長く書かなければいけないことがjQueryの場合シンプルにかけることを知った。 div要素のbgcolorをconsole.logに表示するスクリプト。 Java Scriptで書いた場合とjQueryで書いた場合を比…

主成分分析のbiplotと相関係数の関係について

1. 主成分分析 まずは主成分分析をしてみる。次のcolaboratryを参照してほしい。 https://colab.research.google.com/drive/1Te2yuuMpqYy_UkQxinWAAZ-kxtcPVZpL?usp=sharing ワインのデータから、 'Color intensity', 'Flavanoids', 'Alcohol', 'Proline'の…

How to install psi4 in a Docker container with a jupyter environment

Psi4: OPEN-SOURCE QUANTUM CHEMISTRY Psi4 is a Python module that can perform quantum chemistry calculations. This article explain how to compile and install Psi4 in the jupyter/minimal-notebook container. How I came to write this article I…

単位の約分と単位の換算について

単位の約分と単位の換算について気づいたことをメモします。単位の約分について例えば、気体の状態方程式$pV=nRT$で、体積$V$が$1.00\times 10 ^ {-3}\ \mathrm{m} ^ 3$、温度$T$が$288\ \mathrm{K}$、分子量$n$が$1.00\ \mathrm{mol}$のとき、圧力は次のよ…

Markdownの数式をKaTeXで高速で表示できるようにした

いままで作ってきた Markdown→はてな記法html Markdown→はてな流Markdown の変換プログラムをKaTeXに対応させました。はてなブログにそのままTeXの数式を渡すと描写にMathJaxを使うようで、描写がかなり遅いです。数式をKaTeXで変換するようなJavaScriptを入…

ボルツマン因子と正規分布、ガンマ分布、マクスウェル分布の関係

統計力学キャンパス・ゼミ作者:馬場 敬之発売日: 2014/11/19メディア: 単行本マセマの「統計力学 キャンパスゼミ」で統計力学を勉強中なのですが、この本にはマクスウェル分布が出てきません。ただ、少し考えるとボルツマン因子$e ^ {-E/kT}$からマクスウェ…

Markdownをはてな流Markdownにパースする

Markdown中の数式をてなブログのはてな流の数式に変換するプログラムをつくりました。Markdownファイル全体を一括で変換します。 GitHub - SolKul/md_2_hatena_md 使用方法 md_parserフォルダ内のmd_parser.pyを次のようにインポートして使います。 from md_…

射影平面をいくつかの方法で図示してみる

射影平面をいくつかの方法で図示してみる こんにちはSolKulです。 今、この参考書で多視点幾何学について勉強しています。 Multiple View Geometry in Computer Vision Second Edition Multiple View Geometry in Computer Vision (English Edition)作者:Har…

一次元のトンネル効果(後編)

1次元のトンネル効果の導出 - あおいろメモ前編では参考書p124式(13b)'の導出までを行ったが、後編では5-14図の図示の再現までを行う \left|\frac{C}{A}\right|^2=\left[1+\frac{V_0^2\sinh^2\alpha a}{4\varepsilon(V_0-\varepsilon)}\right]^{-1}\tag{13b'…

数式をSVG化することで表示速度を12倍高速化した

以前、 Markdownをはてな記法にパースする - あおいろメモで、数式を含む記事をはてなブログに快適に投稿できる環境を整えましたが、課題がありました。 MathJaxがクソ重い MathJaxはJavaScriptでクライアントサイドで本文中の TeX フォーマットを探して全部…

1次元のトンネル効果の導出(前編)

量子力学〈1〉 (基礎物理学選書5A)小出昭一郎, 量子力学(I)p119 §5.3 「トンネル効果」について。p123に書かれているように、途中の計算が省かれていて、読者の演習に任されている。これについて \varepsilon

Markdownをはてな記法にパースする

Markdownをはてなブログのはてな記法にパース(変換)するプログラムを作りました。 github.com 使い方 md_parserフォルダ内のmd_parser.pyを次のようにインポートして使います。 from pathlib import Path from md_parser import md_parser md_parser.parse_m…

水素原子のシュレーディンガー方程式とスピン

量子力学(I)(改訂版) 基礎物理学選書 5A作者:小出 昭一郎発売日: 2020/01/16メディア: Kindle版小出昭一郎, 量子力学(I)p89 §4「中心力場内の粒子」、p219 §8「電子のスピン」について備忘録。いつものごとく式番号はこの参考書と同じ。細かい点は飛ば…

思っていること

人は30代になると脳が衰えて、新しいことを勉強できなくなるらしい。そうならないように、勉強を続けていきたい。 実際の量子力学の理論は20代~30代の若手・中堅研究者によって1920年代に成し遂げられた。しかし、相対論を作り上げ、名声を手にしていたアイ…

調和振動子の固有関数の規格化について

量子力学〈1〉 (基礎物理学選書5A)作者:小出 昭一郎発売日: 1990/10/05メディア: 単行本小出昭一郎, 量子力学(I)p46 §2.6 調和振動子について備忘録。式番号はこの参考書と同じ。波動関数を規格化した際にp50の式(24a)になるまでを導出する。細かい点は飛…